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小林よしのり
2016.4.8 13:22メディア

夜のニュース番組が生ぬるくてつまらなくなった


夜のニュース番組に覇気がなくて全然面白くない。

「ニュース23」が死ぬほどつまらなくなってしまった。

膳場と岸井にいちゃもんつける広告を出したりしていた

右派の馬鹿野郎どもを恨む。

わしだってTBSのニュースや報道番組は、特に国防に対して、

全然意見が合わない。

それでも膳場・岸井は華があって面白かった。

わしの脳みそを刺激する反対意見を堂々と言っていたのだ。

今の「ニュース23」はもう見る気がしない。

 

かといって「NEWS ZERO」は元々、軟弱で見ていない。

 

あとはフジテレビの「ユアタイム」というのが始まったが、

市川紗椰が美人だと思うが、ただ美人の顔を見るために

ニュース番組を見るわけじゃない。

コメントから何から軟弱で、社会で起こっている事件が、

ちっとも刺激のないつまらないものに思えてくる。

 

果たして「報道ステーション」の新しいやつはどうなるのか?

事件の本質を視聴者の脳みそに刺激を与えるように伝えられる

のだろうか?

 

古舘伊知郎は特に最終回が近づくにつれ、ケツまくった態度で、

ガンガンやっていた。

あのくらい刺激のあるニュース番組は今後作れるのか?

 

ニュース番組はやっぱり「公平で偏りのない、どっちつかずの

生ぬるい伝え方」なんて全然面白くない。

つまらん時代になった。またつまらん時代に一歩、踏み込んだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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